達人空手家30人に見る 空手「技」の歴史
 
達人空手家30人に見る  空手「技」の歴史 達人空手家30人に見る 空手「技」の歴史
野沢靖尚 著
フル・コム 編
発行・発売 東邦出版
A5版 口絵4ページ・本文250ページ
定価(本体1800円+税)

実戦空手史に名を残す 強豪たちの極意を伝えよう

 

 

 
 
●本書の内容
口絵
  達人たちの偉技
山崎照朝 円の組手
松井章圭 合わせ技
本文
第一章 素手の顔面攻撃あり金的蹴りありの世界で生まれる上段廻し蹴り
  山崎照朝
第二章 極真空手とキックボクシングの融合
  添野義二
第三章 主流の盲点を突いた戦略
  長谷川一幸
第四章 蹴りのリード攻撃
  佐藤勝昭
第五章 左上段廻し蹴りに隠された身体操作とは?
  大石代悟
第六章 脛を使った直線的な下段蹴り
  三浦美幸
第七章 日本の空手を体現し世界へ伝道する
  ハワード・コリンズ
第八章 極真空手完成への過渡期に生まれた前蹴り
  佐藤俊和
第九章 戦略としての試合
  盧山初雄
第十章 華麗なる空手を支えた突きと下段廻し蹴り
  二宮城光
第十一章 単独鍛錬で切り拓いた破壊力
  富樫宜資
第十二章 スピードが可能にする一点集中攻撃
  東孝
第十三章 縦の円から横の円へ
  三瓶啓二
第十四章 全身の稼働を使った伸び・速度・威力
  東谷巧
第十五章 三段階を経て完成された崩しからの膝蹴り
  中村誠
第十六章 野生の怪物から洗練された空手家への進化
  ウィリー・ウィリアムス
第十七章 華麗なる蹴り技の使い手は突きで相手を倒すことができる
  松井章圭
第十八章 対角線コンビネーション
  水口敏夫
第十九章 引きが生み出す強力な突き
  アデミール・ダ・コスタ
第二十章 中段蹴り革命
  増田章
第二十一章 攻防兼備の身体操作
  大西靖人
第二十二章 倒し技として結実した中段廻し蹴り
  小笠原和彦
第二十三章 脊柱起立筋の重要性を体現する構え
  ニコラス・ダ・コスタ
第二十四章 沈墜勁を使った逆突き
  ミッシェル・ウェーデル
第二十五章 下段攻撃と中段攻撃の相乗効果
  黒澤浩樹
第二十六章 中段攻撃を核として飛躍的に拡大する攻撃範囲
  緑健児
第二十七章 好機を逃さぬ怒濤の連打
  七戸康博
第二十八章 二〇年の時を経て現代に受け継がれる技術革新
  桑島靖寛
第二十九章 空手の限りない地平を切り拓く
  アンディ・フグ
特別章 追い突きの身体操作を融合させた逆突きの開発
  塚本徳臣
 
 
●著者略歴
  野沢靖尚(のざわ・やすひさ)
  1963年、栃木県出身。
  空手修行を志して、空手道部のある高校に入学し、松濤館系の空手を学ぶ。
  立教大学文学部に入学後、直接打撃制空手と国際式ボクシングの修練を平行して行い、空手では、極真会館、士道館、白蓮会館などの大会に出場する。
  直接打撃制空手を約10年修行した後、新空手を始め、新空手道全日本大会・交流試合・地方大会などに出場する。
  立教大学文学部卒業後、経済誌などの編集を経て、1991年から武術・武道・格闘技関係の雑誌・書籍・映像作品などの企画・編集に携わる。
  1998年、有限会社フル・コムを山田英司と共同で設立し、武術・武道・格闘技関係の雑誌創刊、書籍や映像作品の企画・編集などを続けている 。
 
copyright (c) fullcom